金魚の上手な飼育方法

せっかく購入した金魚。はたまた、縁日の、金魚すくいで息子が、孫が、すくってきた金魚さん!!
待ちに待った金魚さん!!ちゃんと飼育してあげるつもりが、なんだか元気がない・・・
そのうち毎日、毎日、また一匹、息絶えて・・・あ〜あ、全部天国へ・・・かわいそうなことをしてしまった。
そんな苦い経験ございません?
でも大丈夫!!このページを読めば貴方も「プロ」とまではいえませんが、少なくとも「セミプロ」にはなれますよ!?
簡単に「プロ」になられちゃ〜商売あかったりやからね!!そりゃ冗談として。
さあ!それでは、世界の鑑賞魚を取扱いして、いろいろと勉強させて頂いた私の経験豊富な情報の一部を皆様にお伝えします。
とりあえずは、よくあるパターンにお答えします。
さあ、何事も「物は順番」、私の書くことどうぞ読んでやって下さい。あたり前の内容ですが・・・

1.「金魚って何で死ぬのん?
結構、衝撃的な質問です。一番問い合わせの多い質問のひとつです。原因はいろいろとありますね・・・まずは、金魚も私等と同じ生き物です。金魚も生きるのに一生懸命です。自然界、いわば野生の血をもつお魚の、生命力は我々よりも強いはず。元気な金魚をGETしたなら、まずは、金魚の受け入れ体制を整えてあげましょう。要は、飼育の環境<水>がすべてです水道水を直接とか←最悪です。カルキ(塩素)ヌキした水道水とか・・・地下水、山水・・・いろいろとありますが、金魚に最適な水をつくりとは何!?日本全国水質のほぼ一定した水道水ベースが一番安心ですよ!!
一般的に、水道水はあくまでも人間様の飲料目的です。雑菌がつかないように カルキ(塩素)という殺菌成分が入ってます。まずは、正確なカルキヌキからはじめましょう。巷では、氷砂糖の粒状のチオ硫酸ナトリウムという結晶がカルキヌキとして入手できますが、粒の大きさもバラバラで、正確な塩素中和が困難です。液タイプの計量カップのついた市販液状カルキヌキのご使用をお勧めします。山水・地下水は、降雨や、ちょっとした自然環境の変化でその水質が変化しやすいので、使用は控えたほうがよいと考えます。雨水も最近では、「酸性雨」とかいって、生物にはよくないので使用しないで下さい。
尚、カルキは、バケツなどに汲みおきしておけば、1〜2日で抜けます。
最後に、これは私自身もそうでしたが、誰も好き好んで金魚をそういう目にあわせるつもりでないでしょうが、「金魚が死んだ」ではなくて、「金魚さんを殺してしまった」という意識をもてば、かなりの変化がありますよ。皮肉な表現ですが、一度考えてみて下さい。

2.カルキ抜きした水だけで良いのか?
これは、いろんな意見がありましょうが、私の経験上、金魚を飼育するなら、まだ条件的に不十分であると思います。
カルキヌキ直後の水道水は、厳密にいえばお魚にとっては、まだ最適ではありません。解りやすく表現すると、お風呂の一番湯みたいなものです。
一番湯って、体がチクチクして、感じ悪いですよね?要は、お魚には、2番湯、3番湯に値するお水が良いんです。
どうやったら、2番湯になるのか?まずは、市販のろ過バクテリアっていう、水質浄化細菌をカルキヌキしたお水に投入します。これで、無機的な水が、微生物によって生物的要素の吹き込まれた「活きた水」になります。この「活きた水」がいいんです。ちょっと表現・例えに無理があるのかもしれませんが、そんなことです。あと、金魚屋さんで袋に池の水を少し多めに頂くのも手です。

3.えさは、過食より、むしろ少なめほうがいい!!
人間と同じ、食べ過ぎは、ろくなことがありません・・・我々も、肥満、成人病、他にもいろいろ。
そうです、1日に決まった時間、1〜2回、2〜3分程度で完食させるのがいい。もし与えすぎで 水面や水底に残ったエサは、ネットなどで綺麗に除去してあげてね。ほっておくと水中で腐りますよ!!エサの与え方のイメージとしては、コショウで味つけするように あくまでも少しずつ!!一度にドバッってやり方は、よくありません。長く飼育してると条件反射的になついたように寄ってきますが、時間と回数を必ず決めてエサは与えましょう!!いくらほしがっても、決して甘やかしてはいけません!!これはかわいい金魚さんへの「愛のムチ」です。

4.水替えは、必要?
絶対必要です。まれに植物と、お魚の環境バランスの取れた水槽もありますが、ほとんどの場合、金魚のはいった飼育水は、日々古くなって水質は、酸性にかたよっていきます。私の経験上、水質PH値で、PH3.5 ってとんでもなく低PHになっていた水槽もありました。この低PHは、すべての生き物に対して、悪い影響を与えますから、カルキヌキした新しい水道水で換水することで、中性〜弱アルカリを保ってあげて下さい。硝酸塩という酸性物質を水槽水から取り除くとこで、金魚も長生きさせることができるのです。えっと・・・その量ですが、一度に大量に水を換えてはいけません!!週に一度、遅くとも10日に一度は、全体量の1/4〜1/2までとして、急激な水質変化を避けながらの水替えをお勧めします。最適な水替え周期をつかみたいなら、市販のPHテストキットで調べるのが一番です。あと、蒸発した水の足し水だけでは、この酸性物質の除去は、できてません。実際に、ホースなどで水槽から水を外へ吸い出して下さい。

5.あれ?うちの金魚病気にかかってん違うん?
かわいい金魚の様子が変だ!!!まずは、病気の症状を把握するためにも、金魚さんを、よ〜く観察してください。1.白い粉ふいてません?2.ヒレとか体表が赤く充血してません?3.呼吸が速くないです?4.体に変な虫とか、半透明の棒状のものささってません?他にもいろいろとありますが、
とにかく早期発見・早期治療が大切です。普段からよ〜く観察してあげてね。特に季節の変わり目、梅雨どきは、水温変化が激しく、要注意です
伝染性のあるのも、ないのもありますし、さまざまな魚病薬も販売されておりますので、症状を把握して、一度、熱帯魚専門店などにご相談ください。むやみやたらに、別水槽などへ移動させたりすると、かえって金魚さんの体力を消耗させます。当店では、水槽や小水量の池などなら、全体的に治療します。
荒塩(原塩)なんかも、初期症状の細菌性疾病なら治すことができますよ。但し、水質は、あくまでも最適であることが大前提です。

6.旅行で金魚さんを留守番させないといけない!!
旅行中は、いたって普通でOK!!2〜3日程度の留守なら、絶食しても平気なのだ。まれに、明日から旅行なので、前日からたらふく食べさせてから、出かける方がいらっしゃるようですが、これは最悪です。過食により体調が崩れ、また、多量の排泄物による水質悪化を招きます。帰宅すると金魚さんが天国へ・・・て話もよくあります。だから、普段とおりのペースでよいのです。但し、長期旅行・・・1週間とかでしたら、自動エサやり器も販売してますんで、そちらをセットすればいいと思います。
もっと長期の場合?・・・誰かに世話してもらって下さい。

7.ブクブクだけでろ過できます?
不可能ではないでしょうが、ほとんどがエアーレーション(飼育水に酸素をまぜる効果)の役割であると考えてください。金魚さんに最適の水質を保ってあげたいなら、専用ろ過システムをセットしてあげて下さい。ろ過細菌ってのがありまして、こいつが金魚さんの排泄物から発生する有害物質を無害にしてるわけで、このろ過細菌ってのは、贅沢にも専用のろ過細菌専用のお家が必要なんです。ろ材ってやつです。このろ材は、あのブクブクの小さいスペースでは、とてもじゃないが、十分確保できないのです。このあたりのお話は、いろいろとパーターンもあるので、店頭でね!!

以上、あくまで私の経験上から最適であると思うことを、お伝えしております。他にも参考になることは、いろいろとあると思いますので、皆さんのちょっとした知識の一部としてご認識・またご利用していただければと思います。また、不定期に内容等更新させて戴きます。ではでは。